信頼できる原材料、持続可能な資源調達
私たちは、製品の原材料の調達、製造、使用、廃棄の方法を進化させ、サプライチェーンに関わる人々の健康をサポートし、環境への影響を低減します。
私たちは、2030年までに、原材料やパッケージに使用される主要な農産物、森林、水産物のすべてが持続可能な方法で調達され、森林伐採が行われないことを目指します。 [1]
私たちが製品に使用する農産物、森林、水産物の持続可能な調達基準は、非常に重要です。これらの基準は、農業サプライチェーンで働く人々の生活、権利、健康を支援するのに役立ちます。
私たちは、高い倫理基準を維持し、責任ある事業運営を行う第三者とのみ取引を行うよう努めます。「私たちの責任ある第三者との協働規範」は、プロフェッショナルとしての誠実さと信頼の最高水準を維持するために、私たちが協働する第三者に期待することを概説しています。私たちは、環境および社会問題に関してサプライヤーに期待することを文書化した、新しい責任ある調達ガイドラインを発表しています。
同様に、私たちは農業のサプライチェーンで働く人々の生活を改善するためのプロジェクトを数多く支援しています。その一例が、パーム油生産に従事する女性のために安全でより公平な職場づくりを支援するBSR HERrespectとの協働です。
また、インドネシアの中央カリマンタン地区で調達されるパーム油やゴムなどの商品が持続可能かつ包括的に生産されるよう、INOBU(Institut Penelitian Inovasi Bumi)の「The Mosaik Initiative」も支援しています。また、パーム油のサプライチェーンに依存する人々の生活を守り、貴重な自然生態系を保護するために、持続可能な農業技術のトレーニングによって農業従事者の能力を向上させる活動も行っています。
[1] 対象範囲には、農産物、森林、水産物由来の主要原材料に対するHaleonのグローバルに管理された支出額が含まれます。グローバルに管理された支出は、当社の内部支出の大部分をカバーし、当社の第三者製造ネットワークの一部にも及んでいます。
南アフリカ ケープタウンの事業所
たとえば、漏水削減プログラム、自然を利用した解決策への投資、地域の水源を共有するコミュニティがきれいな水を利用できるようにするためのプロジェクトなどに着手しています。
また、「ウォーター・スチュワードシップ同盟」のメンバーとして、2025年までに「グッド・ウォーター・スチュワードシップ」を達成するという目標を全事業所で掲げています。また、水ストレスの高い流域にあるすべての事業所では、2030年末までに「ウォーター・ニュートラリティー」(製造サイトやビジネスで使った水を同じ分だけ自然に還元する活動)を目指しています。
地球にとってより良い水管理と廃棄物の削減は、最終的には私たち全員にとってより良い日々の健康を意味するのです。